シニョリン(chignolin)とは、2004年に、産業技術総合研究所が創製した蛋白質。10個のアミノ酸からできている。
概要
これまでは、蛋白質が安定した構造になるには最低でも35個のアミノ酸が必要だと考えられていたが、これはわずか10個のアミノ酸から出来た物で、世界最小の蛋白質となっている。
分子量は1104g/mol。
構成しているアミノ酸
シニョリンを構成しているアミノ酸を順番に並べた。
- グリシン
- チロシン
- アスパラギン酸
- プロリン
- グルタミン酸
- スレオニン
- グリシン
- スレオニン
- トリプトファン
- グリシン
脚注
関連項目
- 蛋白質
- アミノ酸
- ペプチド
- 産業技術総合研究所
外部リンク
- 世界最小のタンパク質シニョリン(Jmol版)


