ファールゼルベルク(オランダ語:Vaalserberg ヴァールルベル、ファールルベル、などと表記されることもある)は、オランダにある海抜322.7メートルの山であり、オランダ本土の最高地点である。日本語ではファールス山と表記されることが多い。オランダ南部のリンブルフ州にあり、オランダ本土の南東端に位置する。ファールス山は近くにある街であるファールス(Vaals)から名前がつけられた。

2010年にカリブ海のオランダ領アンティルが解体され、その一部がオランダ本国に編入されたことにより、「オランダ本国の最高峰」はファールス山からサバ島のシーナリー山(887 m)となった。

三国点

ファールゼルベルクにはドイツ・ベルギー・オランダの三国国境があり、オランダ語でDrielandenpunt(三国点)、ドイツ語でDreiländereck(三国の角)、フランス語でTrois Frontières(三国境)とも呼ばれている。

ベルギー側はワロン地域であり、ほとんどがフランス語共同体に属するが、ごくわずかにドイツ語共同体も存在する。1830年から1919年まで、この地点はオランダ・ベルギー・プロイセン・中立モレネによる四国国境だった。

現行のベルギー・ドイツ国境(左図のc線)は、モレネの東の国境とは異なる。そのため、5つの異なる境界がこの1点に集まっていることになるが、全ての境界が同時に存在したことはない。

オランダ側にはBoudewijntorenという展望塔があって、周囲の壮大な風景を楽しむことができるため、この三国国境はオランダの有名な観光名所となっている。

脚注


バーゼル日記 フライブルクへ

フェルゼン編とジュエルドパリ。 薄紅のあれこれ日記

プレッツェルベーグル、やっぱり大好き 焼いて泳いで…また泳ぎたい

Images of フランベルク JapaneseClass.jp

フルスベルグ / 力ズマ さんのイラスト ニコニコ静画 (イラスト)