タウンジー(ビルマ語: တောင်ကြီးမြို့; ALA-LC翻字法: toṅʻ krī" mrui' IPA: /tàuNd͡ʑí mjo̰/)は、ミャンマー中部の都市。シャン州の州都。地名は「大きな山」に由来する。
避暑地として知られる。
歴史
タウンジーはシャン山脈のシッタウン山脈の麓に有る小さな村だった。当時はシャン族の人口が多かった。
イギリス統治時代、タウンジーは南シャン州の州都だった。
1894年、タウンジーの近代的発展が始まった。イギリスが司令部をインレー湖東岸のマインタウッ(မိုင်းသောက်; 英: Maingthauk)から、高地のタウンジーに健康と地理の理由で移した。
1906年までに、1000戸以上の家が建った。軍の守備隊も置かれ、町は大いに発展した。
地理
インレー湖の東15km、海抜1,400m超の高地に位置する。西に40km離れたヘーホー(Heho)には空港が置かれている。
人口
気候
タウンジーは温帯夏雨気候に属する。1年を通して気温は高く、冬でも温暖であるが、夜間になると気温は下がる。12月から3月にかけての冬期は乾燥しているが、4月から11月にかけての夏期に入ると湿度は上がる。
ギャラリー
脚注
参考文献
- 酒井敏明「タウンジー」『世界地名大事典』7巻(朝倉書店, 1974年)
- 『コンサイス外国地名事典』第3版(三省堂編修所編, 三省堂, 1998年4月)
外部リンク
- (ビルマ語)စည်သာ. “သဒ္ဓါတရား လွှမ်းခြုံထားတဲ့ အင်းဒေသရဲ့ ရှေးပွဲတော်”. Eleven Media Group Co., Ltd. 2019年12月12日閲覧。 - 記事名は「信仰包むイン地域の古代祭」であるが、本文中に「タウンジーの始まりはマインタウッにあるとも言えます」という言及が見られる。




