能登 朝奈(のと あさな、1974年(昭和49年) - )は、ガラス工芸家である。

氷砂糖のような、砂糖菓子のような質感が生まれる、古代メソポタミア文明から伝わるガラス工芸技法である「パート・ド・ヴェール」を用いて、ガラス工芸品を制作している。

経歴

1974年(昭和49年)、栃木県芳賀郡益子町に生まれる。

1995年(平成7年)、東京ガラス工芸研究所研究科を卒業。

1997年(平成9年)、安藤ひかりのアシスタントとして活動した後、栃木県益子町で独立。

2001年(平成13年)、福島県いわき市に移住し、創作物活動を続けている。

古代メソポタミア文明から伝わる、粘土で原型を作り、石膏で型を取り、石膏型にガラスの原料を詰め、陶芸の窯で焼成するガラス工芸技法である「パート・ド・ヴェール」を用いる。

首都圏のギャラリーを中心に全国各地で個展やグループ展を開催し、作品を発表している。

家族

父親に陶芸家の能登実登利 。母親は同じく陶芸家の能登千加重。

夫は両親と同じく陶芸家の山野邊孝。

脚注

出典

参考資料

  • 『民藝のある暮らし』宝島社〈TJ MOOK〉、2024年6月20日、78頁。ISBN 9784299054388。 :母である益子の陶芸家・能登千加重の作品が紹介されている。

外部リンク

  • 能登 朝奈 (@noto_asana) - Instagram
  • 能登朝奈 - うつわ屋
  • 冬に似合うガラス 能登朝奈さんの器

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