石川優駿(いしかわゆうしゅん)は、金沢競馬場のダート2000mで施行されている地方競馬の重賞競走である。
概要
金沢競馬場でダービーと名の付く競走は1999年から2004年まで日本海ダービーが開催されていた。2005年に同競走が休止されて以後ダービーが付く名称の競走は施行されていなかったが、2017年に金沢競馬の3歳路線の充実を図る目的で「石川ダービー」として創設されたのが本競走である。同年から2023年までダービーシリーズの構成競走であったが、同年を最後に同シリーズが終了し、2024年に競走名が「石川優駿」に変更された。
金沢競馬における3歳路線が従来の「北日本新聞杯」→「MRO金賞」→「サラブレッド大賞典」から、「北日本新聞杯」→「石川ダービー(石川優駿)」→「MRO金賞」→「サラブレッド大賞典」となり、完全制覇で4冠(牝馬の場合は加賀友禅賞を優勝して5冠)となっている。
第1回からスタリオンシリーズに指定されている。副賞対象種牡馬は2017年 - 2019年がスピルバーグ、2020年 - 2021年はロジャーバローズ、2022年はジャスタウェイ、2023年はサリオス、2024年はグレナディアガーズ。
条件・賞金(2024年)
- 出走条件
- サラブレッド系3歳、金沢所属
- 北日本新聞杯の3着以上の馬に優先出走権がある。
- 負担重量
- 別定(57kg、牝馬2kg減)
- 賞金額
- 1着1000万円、2着320万円、3着160万円、4着120万円、5着100万円、着外10万円。
- 副賞
- スタリオンシリーズに指定されており、グレナディアガーズの次年度配合権利が優勝馬馬主への副賞となっている。
歴代優勝馬
各回競走結果の出典
- 石川ダービー 歴代優勝馬-地方競馬全国協会
- JBISサーチ
- 2017年、2018年、2019年、2020年、2021年、2022年、2023年、2024年
出典



