草津田上インターチェンジ(くさつたなかみインターチェンジ)は、滋賀県草津市野路町にある新名神高速道路(大津連絡路)のインターチェンジである。
概要
仮称は大津草津IC。料金所は草津市に所在するが、ランプは大津市に跨っており、両市の境界地域に位置するICである。IC名称は、草津市の市名の草津と、大津市内の地域名の田上の両名を併せたものである。
新名神高速道路の開通前までは名神高速道路のICとして供用されており、草津JCT-当ICの1.2kmではあるが、新名神高速道路の初めての開通区間であった。
歴史
栗東ICの開通によって草津市には経済効果があったものの、より一層の経済効果を求めるため草津市は1968年(昭和43年)に日本道路公団に対して野路地区にインターチェンジを設置するよう要望を出した経緯がある。
- 2005年(平成17年)3月19日 - 草津JCT - 当IC間の開通に伴い、供用開始。当初は名神高速道路のICとして供用。
- 2008年(平成20年)2月23日 - 亀山JCT - 当IC間が開通。開通に伴い、所属路線名を新名神高速道路に変更。
- 2025年(令和7年)3月11日 - 料金所がETC専用になる。
接続する道路
- 直接接続
- 滋賀県道342号草津田上インター線 (山手幹線とICを結ぶ)
料金所
- ブース数:4
入口
- ブース数:2
- ETC専用:1
- ETC・サポート:1
出口
- ブース数:2
- ETC専用:1
- ETC・サポート:1
周辺
- 立命館大学びわこ・くさつキャンパス
- 龍谷大学瀬田キャンパス
- 京都大学生態学研究センター
- びわこ学園医療福祉センター草津
- 滋賀県立草津養護学校
- 滋賀県立近代美術館・滋賀県立図書館
- 滋賀医科大学、滋賀医科大学医学部附属病院
- 滋賀県立精神医療センター
- パナソニックホームアプライアンス草津工場
- パナソニック マーケティングスクール・松下幸之助商学院
IC周辺はびわこ文化公園都市として教育関係施設や県立公共施設、大規模工場が多数所在している。また約2km西には大規模商業施設のフォレオ大津一里山がある。
隣
- E1A 新名神高速道路(大津連絡路)
- (30-1) 草津JCT - (7-1) 草津田上IC - (7) 大津JCT
脚注
注釈
出典
参考文献
- 草津市史編さん委員会『草津市史』 第四巻、草津市役所、1988年4月1日。
- 『高速道路五十年史』編集委員会(編)『高速道路五十年史』東日本高速道路・中日本高速道路・西日本高速道路、2016年2月。
関連項目
- 日本のインターチェンジ一覧 か行
外部リンク
- 関西地域のジャンクションのご案内 草津JCT・草津田上IC (PDF) - 西日本高速道路



