泉駅(いずみえき)は、福島県いわき市泉町滝尻上谷地(かみやじ)にある東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線・福島臨海鉄道本線(貨物線)の駅である。事務管コードは▲421131。
歴史
- 1897年(明治30年)2月25日:日本鉄道の駅として開業。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化され、官設鉄道の所属となる。
- 1907年(明治40年)12月1日:小名浜馬車軌道(馬車鉄道・のちの小名浜臨港鉄道→福島臨海鉄道)が駅前に乗り入れ。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称の制定により、常磐線の所属となる。
- 1941年(昭和16年)6月:小名浜臨港鉄道線が経路変更。同時に当駅に乗り入れ。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足。
- 1971年(昭和46年)2月:駅舎を改築。
- 1972年(昭和47年)10月1日:福島臨海鉄道本線の旅客営業が廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 1999年(平成11年)3月11日:橋上駅舎に改築。
- 2009年(平成21年)3月14日:東京近郊区間の拡大に伴い、ICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 2018年 (平成30年)3月:ホーム内にエレベーター設置。
- 2020年(令和2年)3月13日:特急「ときわ」の定期列車の当駅への乗り入れが廃止。
- 2022年(令和4年)
- 3月31日:みどりの窓口の営業を終了。
- 4月1日:話せる指定席券売機を導入。被管理駅化。
- 2023年(令和5年)5月7日:階段に設置されていたエスカレーターを廃止。
駅構造
2面3線のホームを有する地上駅である。橋上駅舎を持ち、北口と南口の間は自由通行が可能だが、駅舎横には別に跨線橋がある。
いわき統括センター(いわき駅)管理の直営駅である。ただし、お客さまサポートコールシステムが導入されており、一部の時間帯は遠隔対応のため改札係員は不在となる。多機能券売機、指定席券売機、話せる指定席券売機が設置されている。
のりば
- 3番線の定期列車は12時台に一本設定されている。
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は2,184人である。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺
小名浜地区への最寄り駅であり、新常磐交通の路線バスが連絡している。駅の両方の出入口にタクシーのりばがある。なお、駅前は南側が開けている。
バス路線
南口にある「泉駅前」停留所より発着する。なお、全路線が新常磐交通によって運行されている。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■常磐線
- 特急「ひたち」停車駅
- ■普通
- 植田駅 - 泉駅 - 湯本駅
- 福島臨海鉄道
- 福島臨海鉄道本線
- 泉駅 - 小名浜駅
脚注
記事本文
出典
報道発表資料
新聞記事
利用状況
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
「いずみ」と読む他の駅
- 泉駅 (福島市) - 福島交通飯坂線の駅
- 出水駅 - JR九州九州新幹線・肥薩おれんじ鉄道線の駅
外部リンク
- 駅の情報(泉駅):JR東日本


