サテュロス劇(サテュロスげき、英: Satyr play)は、古代ギリシア時代に、ギリシア悲劇と共に上演されていた劇の一種。ギリシア神話の神ディオニューソスの従者といわれるサテュロスから成るコロス(合唱隊)を伴う滑稽な劇である。

作品

完全な形で現在にまで残っているのは、エウリピデスの『キュクロプス』だけである。

ただし、パピルス断片が他の作品の一部を伝えている。一番の大断片はソポクレスの『イクネウタイ』(追跡者たち)である。アイスキュロスの『漁網(あみ)を引く人々』『祭礼使節の人々』の2作品の断片も残されている。

脚注・出典

関連項目

  • キュクロプス (エウリピデス)
  • ギリシア悲劇
  • 古代ギリシアの演劇

muma on Twitter

サテュロス 伝説 歴史 神話 YouTube

サテュロス / aminas さんのイラスト ニコニコ静画 (イラスト)

サテュロス

PRONOMOS PAINTER|サテュロス劇の配役 古代美術 wps+(ワールド・フォト・サービス)