タクスィム駅(-えき、トルコ語: Taksim Aktarma Merkezi)はトルコのイスタンブールベイオール区にある、イスタンブール地下鉄とİETT(イスタンブルトラム)の駅。
タクスィム広場の地下及び地上に駅施設を有し、イスタンブール地下鉄のM2号線とF1号線、İETT(イスタンブルトラム)のT2号線が乗り入れる交通の要衝である。
歴史
- 1990年12月29日 - トラムT2号線が開業。
- 2000年9月6日 - 地下鉄M2号線が開業。
- 2006年6月29日 - ケーブルカーF1号線が開業。
- 2013年6月 - 2013年トルコ反政府運動で地下鉄M2号線の駅構内に催涙ガスが投げ込まれる事態が発生。ガスが駅構内から抜け切るまで営業を停止した。
- 2019年8月30日 - 深夜運転開始。しかし後にトルコでの新型コロナウイルス流行により休止となる。
- 2022年5月6日 - 深夜運転再開。土曜と日曜のみの0時30分から5時30分の間、30分おきの発着で、料金は通常の2倍。この運行時間は「タクスィム・ゲジ公園出入口」以外の出入り口は解放される。
駅構造
イスタンブール地下鉄
タクスィム広場の地下に位置する地下駅。M2号線は島式ホーム1面2線を、F1号線は頭端式ホーム2面1線を有する。F1号線ホームは乗車ホームと降車ホームで分かれており、改札内でのホーム間の移動は出来ない。また、乗車ホームのみホームドアを設置している。
出入り口は「イスティクラル通り出入口」、「アタテュルク文化センター出入口」、「タクスィム・ゲジ公園出入口」、「タリムハネ出入口」の4ヶ所設けている。
のりば
トラム
乗り場はタクスィム広場の南側にあり、ラケット状の軌道の付け根付近が乗り場となっている。駅屋根が目印となっているだけで、決まったホームが無い。
利用状況
1日あたり195,000人の利用客がおり、イスタンブールの地下鉄の中で最も多い。
駅周辺
- タクスィム広場
- タクスィム・マクセミ
- タクスィムモスク
- タクスィム・ゲジ公園
- アタチュルク文化センター
- 聖トリアダ・ギリシア正教会
- アシバデム・タクシム病院(Acıbadem Taksim Hastanesi)
- アタテュルク図書館
- シナー・パブリッシング・ホールディングス
- インターコンチネンタル・ホテル
- イスタンブール工科大学建築学部
- ザ・エリジウム・タクスィム(The Elysium Taksim)
- ザ・マルマラ・タクスィム・ホテル
- タシュキシュラ
バス路線
- ミニバス
隣の駅
- イスタンブール地下鉄
- M2号線
- シシハーネ=ゼミン・イスタンブール駅 - タクスィム駅 - オスマンベイ駅
- F1号線
- タクスィム駅 - カバタシュ駅
- IETT(トラム)
- T2号線
- タクスィム駅 - フセイン・アー・ジャーミィ駅
脚注
関連項目
- イスタンブールの公共交通網
- トルコの鉄道




